腰痛予防のポイントを教えます。

椎間板の中身

椎間板の壁は「繊維輪(せんいりん)」と呼ばれ、コラーゲン繊維の束によるシートが同心円状に重なって出来ています。

 

そして、その中身が「髄核(ずいかく)」です。

 

髄核には「プロテオグリカン」が大量に含まれており、これは水分を吸着する機能を持っています。

 

髄核は70〜90%の水分を含んでおり、これが「クッション」の役割を果たしています。

 

「椎間板が傷んでいますね。」と病院で言われた方もおられるのではないでしょうか?

 

実は、椎間板の中身の髄核。この水分は幼児期がもっとも高く、年齢が進むにつれて減っていきます。

 

したがって、個人差はありますが、少しずつ椎間板のクッション作用は衰えていきます。

 

でもご心配なく。椎間板が傷んでも必ずしも腰痛の原因にはなりません。

 

では、腰痛はなぜ起こるのでしょうか?どんな人に多いのでしょうか?遺伝はするのでしょうか?