椎間板(ついかんばん)」はゴム風船?
「椎間板(ついかんばん)」。この言葉は良く耳にするのではないでしょうか?
「椎間板ヘルニア」で馴染み深いですよね。では、いったいどんな構造なのでしょうか?
椎間板は「椎体と椎体の間」にあって背骨全体の高さの約20〜30%を占めています。
そして、椎体に接している椎間板の上と下の部分は「終板(しゅうばん)」と呼ばれ、そこには「硝子軟骨(しょうしなんこつ)」と呼ばれる軟骨があって境を作っています。
少々専門的になってしまいました。わかりやすくガイドしましょう。
椎間板は、「厚い壁を持った弾力性のあるゴム風船」のようなものです。
そして中には水分を多く含んだ「芯」が詰まっています。
そうです。椎間板は「背骨のクッションの役割」を果たしているのです。